日焼けはやけどの一種!被害を抑える適切な4つの対処方法
夏になれば紫外線が大量に降り注ぎますし、太陽光も強いのですぐに日焼けしちゃいますよね。
昔は健康に良いとされていたのですが最近の研究では皮膚ガンのリスクが高まるとの指摘から、日焼けはあまり良くないと言われるようになりました。
そんな日焼けは、皮膚の表面の熱傷ですから、かるいやけどと同じだと考えられています。対処方法などには違いはあるのでしょうか?
日焼けには2つのタイプがある
日焼けには2種類のタイプがあります。それは「サンタン」と「サンバーン」で区分されています。
サンタンは、紫外線「UVA」によって肌のメラニン色素の生成が促されることによって発生する日焼けです。最初は赤みやヒリヒリとした感じが残り、次第に肌が黒くなっていくのです。
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サンバーンは、紫外線「UVB」の働きによって、皮膚の細胞に炎症を引き起こします。
これは強い日差しを浴びたときに起こるものだと考えられており、腫れや水ぶくれなどが出てくる場合もあります。
日焼けで熱傷を受けた際の処置
日焼けでヒリヒリと痛み、熱を帯びている場合はサンバーンタイプの日焼けだと判断して間違いはないでしょう。
そして皮膚表面が太陽光によって熱傷しているのと同じなので、広い範囲がやけどしているのと何ら変わりません。
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そのため処置方法も、通常のやけどと同じで患部を冷やすことが何よりも重要となります。
ただ、日焼けの場合は範囲が広いことも考えられるので、水風呂に浸かるという考えを持つことも重要でしょう。
日焼けの後、全身を冷やしすぎるのは要注意!
全身を冷やしすぎると、今度は体温が低下して免疫力が下がります。
すると風邪を引きやすくなるので全身を冷やし過ぎる行動を取るのはNGです。水風呂も全身ではなく、患部が浸かる程度に留めておきます。
もし日焼けで水ぶくれが生じている場合は、U度という少し重いやけどになっている可能性があります。
部分的ならまだしも、広い範囲で水ぶくれが生じている場合には躊躇わずに病院へ行きましょう。
日焼けもやけども基本は同じ
日焼けもやけども基本的には同じです。そのため処置方法も流水で患部を冷やすという点では似ています。
ただ、日焼けは広範囲、やけどは狭い範囲と、影響を及ぼす広さが異なってきます。その点に関しては日焼けのほうが処置が厄介になるかもしれません。
日焼けでは、そこまで重傷にはならないと言われていますが、油断は禁物です。しっかりと冷やして処置を怠らないようにしましょう。
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